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二〇〇八年、
 熊本からお年賀状でいただいた
       裃付けたネズミさん。
(撮影・幻舟)
あれやこれやといってる間に、あと1カ月で年が明け、2009年。
“郵政民営化”をお題目に、その脇で介護保険の切り崩し等々、挙げればキリがないくらい弱者の人権を踏みにじる政策ばかり。
「国が赤字なんだから、国民も痛みを堪えて!」と長期政権における馴れ合いと、膨大なムダづかい、自分たちの政策のとてつもない大間違いを棚に、納税者である国民に堂々と押しつけ、とっとと退場していった 小泉某に続くおバカ連。
 こんな無責任な連中に牛耳られて、辛いことだらけで、忍従の年続き。
 いや、我慢、我慢と、抑え続けられるのも限度有り。
 大衆の、それも弱者の怒りの極限を超えた大爆発は、インドの多発テロを見ろ! 自分は無関係のような顔をしている救出された人たちの頭の中に、「なんでテロが、なんで人間が人間を殺し合うんや」と、真剣に考えた人がどれだけいたのか。こんなときだから、“自分は助かってよかった”ではなく、もっと深く思考していただきたいと 私は願う。
 タイの反政府デモが空港を占拠し、足止めにされたニュースで、“ひどい目にあったわ、二度とこんな国には来ないわ”と、家族旅行の人がしゃべっていた。
 生活のため、生きるため、命がけで訴えている人たちとは真反対の立場に立つ旅行者だろうが、人生には何が起きるかわかりません。“明日は我が身”と受け止めてほしかった。
 昨日、日ごろから私の担当(なんの担当か? 想像を)を長年している某官が、電話で嘆いていた。
「自分の口からいうのも筋違いかもしれませんが、今のような世の中、どうして 右も左も 本気で怒らないのでしょうか。何十年も前になりますが、こんなとき、両方とも決起したもんです! あっ、先生を煽っているわけではないんですよ、先生はお静かに、でないと自分としては‥‥」
「♪ なにから なにまで 真っ暗闇ヨ〜‥‥」
 と、嘆く“本官”さんに唄ってあげた。
 鳴り物入りで 党首討論ゆうて、やってもアレです、あのザマです。
 国民のことなんか 頭に皆目なし。党利党略だけがミエミエ。
 消耗品のように弱者を切り捨てる世の中のシステムに、なんら不快を感じない人らに一言。攻撃は最大の防御、といいますヨ、油断めさるな!


(撮影・幻舟)
 プレゼントに編み出してから早や3年のマフラー。
 とうとう本年も完成ならず。
 またもや 年が明けてしまいます
 反省に次ぐ反省です。ゴメン!
 年こ‥‥