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 旅の仕事で、見知らぬ地へ行ったときや、都内での休みのときなど、私が一番足を運ぶのは、本屋さんと文具店。
 旅先で、本屋さんの少ないところや、高齢の方を見かけない街は、嫌いです。
 高齢の方が、のびのびと、ゆったり歩いておられる街は、私の思いとしては、本質的に、文化の高さと豊かさをしみじみと感じます。
(撮影・幻舟) 
 写真立てに、父と私の写真。
 これは、父が元気だった、ずーっと以前、名古屋公演に行く途中の高速道路のサービスエリアでひと休み中。
 写真立ての前に座っているお地蔵さん、父にどこか似たお地蔵さんは、ときおり行っている文具店で発見。
 文鎮のようですが、やっと見つけた気分。
(撮影・幻舟)
 ひとり暮らしの美しき女(私のことヨ)は、帰りついて、
「ただいま!」
「お帰り!」
 と交わす人がいないことがやや淋しくもありますが、お地蔵さまの新入(刑務所か!)が、入りました。
(撮影・幻舟)
 デブポチ、本名は“ポチ”。しかし、デブっぽいので、いつの間にやら、デブポチ。
 彼は、気品高く、父を護るスフィンクスのように(?)見えたりもします(やや無理がありますが)。
 デブポチ いや ポチは、我が家の一番古カブ。

 横に黒いネコ(?)がいます。
 これは先だって、熊本の方からのプレゼント。
「幻舟さん、確か、ネコ嫌いか……? でも、これってイヌにも見えるから、お目々も可愛いし……」
 ということで、贈ってくださった。宅急便屋さんの地域限定のキャラクター商品とか。
 じーっと見ていると、ネコではなくイヌ(?)みたい。
 私は実物のネコの目がコワイ。それに、音もなく歩いて近寄ってくる、これも、苦手。
 しかし、熊本の方がおっしゃる通り、このネコ(?)、じーっと見ていると、目はイヌのようだし、シッポもイヌ。
 我が家では、“金ちゃん1号”と命名。
 金ちゃんとは、いまは亡き、防衛隊長の金ちゃんのこと。
 防衛隊長の名をもらって“金ちゃん1号”となったわけです。

 私は、花粉症で、毛羽だったぬいぐるみはいうにおよばず、衣類も、同じく、ダメ。
 だから“ポチ”も、新入のネコイヌも、私にとっては最適の、ツルツル!!
 それに、ほんまもんの生きものは、旅の多い私としては、不適格。
 我が家の住人は、“ポチ”と“金ちゃん1号”の、二匹と ひとりデス。