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冬のオーストラリアからやってきた
お地蔵さまです
!

単身、オーストラリアに行き、舞踏(ぶとう)家として活躍中のユミちゃんからのプレゼントです。
 逝ってしまった私の父のオデコに似ている、と……ユミちゃんのコメントが付いていました。
 ホンマ、似てる。
 うれしい。
 父が逝って、今年16年が過ぎた。遠い日の父を覚えていてくれたユミちゃんの情愛が、たまらなくうれしい。
 ユミちゃんは、私にとって、数少ない友人で、山形の芝居小屋があったころも、毎年、私の同志として、舞台だけでなく、親身になって助けてくれた。それは、今も変わらない。


 <こんな話がありました。>
 小さなマンションに住んでいる住人同士が、“コンニチワ”や“おはよう”さえ、顔を合わせても交わさない近ごろ。
 管理人でもない住人が、見るに見かねて、ゴミの分別や片付けをしてくれ、そのことを、住民総会で、
「お一人だけに負担をかけては……」
 と、他に何か名案を、と管理組合の方が提起したら、
「どうせ、そんなの、無駄ですよ。いくらやっても変わらない」
 必死で住民のゴミの整理をしてくれている人を前に、涼しい顔で、まるで他所(よそ)ごとのようにいってのける住人の中年男性。薄情を超えて、無気力で、心から自己の人生をも愛していないのだろう。
 何ごとも、初めからあきらめてどうする! 何もしなければ、何も変わらん!
 この人は、人と人との関わりが嫌なのだろうが、人間、どこで誰に助けてもらうか、また、その反対もありうること。先のユミちゃんの人柄の対比に、ちょこっと書いてみました。

 人は、ひとりでは生きていない……。
 しかし、エライ世の中、末期的ですね。

気分を変えて……
涼しそうな、我が家の金魚です!


小さい小さいガラスの金魚鉢。
ウソ、だよ〜ぅ。
ガラスの金魚鉢に、プラスチックの金魚。
でも、ちょっと、ほんものっポイでしょう。