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6月25日発信のメールマガジンに下記のように<お知らせ>しました。

「クラシックと流行歌、そして端唄(はうた)を舞う──これぞ創作舞踊」
 3つのまったく異なったジャンルの音楽を、幻舟さんはどのように“料理”するのか、
素踊りでの創作舞踊、楽しみです。
 さらに、幻舟さんのパワーいっぱいのお話などもあって、盛りだくさんの90分。
 お近くの皆さん、ぜひぜひお越しください。お待ちしています!

 このあと、問い合わせ等が各地から!!
 面白いメールをひとつ。


 幻舟様
 今度、7月14日長野県で舞台があるとメルマガで知りました。
 その舞台で幻舟さんが踊られるときに「おひねり」を投げてもいいのでしょうか。OKでしたら、投げるタイミングや、マナーなどをもう一度ご教授いただきたいのです。
 なにせ「初体験」なので、どうしていいかわかりません。
 うれしハズカシ「おひねり」初体験のてほどきを、ぜひよろしくお願い申し上げます。 
大阪市・初体験男子


おひねりがいっぱい飛んでいる、ちょうどいい写真がありました。



月刊『アエラ』より、撮影・須田慎太郎さん


 今回、トークもありますが、興がのったら歌なんかも飛び出す、いや私は生まれながらのサービス精神満点の人間、きっと歌なんかも、この写真のときのようにやるでしょう、そのときも「おひねり」の投げごろ。少しずつの小銭をチリ紙に包んで投げて下さい。できるだけ複数個あったほうが華やかになりますから。間違っても私に当てないように。『銭形平次捕物帖』ではないのですから、そこんとこよろしく。
 踊りのときに「おひねり」を投げるのは、男舞で、派手な振りの端唄での出しものがあります、あなたはそのとききっと、その気になって、「おひねり」を投げたくなるでしょう。
 ま、とにかくこのように訊いて下さることが、うれしい限りです。
 かけ声なんかもどうですか?
 私が舞台に登場してきたその時、
「待ってました! いい女!(私のことよ)」
 なんて、どうですか。

 ご見物の皆さんの期待感が、舞台の演者に真っ直ぐ伝わり、なおハッピーな舞台となり、熱気のこもった空間を作り出し、これがライブの妙味というのでしょう。お客さんも演者も人間同士、相互関係ですものネ。
 思いきり楽しんで下さい。私もあなたの“奮闘”ぶりを期待しています。
 では会場で、お会いしましょう。
 多くの皆さんにご来場いただけますようにと、願っています。



 素踊りというのは、その役の衣裳カツラ等をつけるのではなく、この写真のように、単なる和服で踊ることをいいます。
 今回は、このように素踊りで、何種類かの役を演じ舞うというものです。
 当然、女舞、男舞と、同じ衣裳で舞うわけです。