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お魚屋さん、八百屋さん、お肉屋さん、乾物やさん等々、対面販売の代表格の商店は、大手スーパーマーケットの進出により、全国的に激減して久しい。
人間は人と人との交わりの中で、多くを学ぶと考え、私自身そうした半生を余儀なくされて育ちました。
旅回りの芸人は、お客さんの顔色を見て、同じ演(だ)し物であっても、それなりの工夫を即座にしなければなりません。お客さんだけでなく、同じ芸人仲間、すなわち24時間共に過ごす座員との関係も重大事です。
生まれたときから大人と大人との間だけで育った私は、“その場の空気を読む”ということを、徹底的に学びました。
近年、その“空気を読む”という人も激減で、言葉の接ぎ穂を失うことが毎日で、激怒することもあります。
どこか遠い星からやってきた生き物かいなア〜とでもあきらめなければ、我が身がもちません。
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傘の自動販売機を見たとき、ウワ〜、ここまでやるのか!と思わず声になりました。
人件費節約でコスト削減‥‥“便利”という大義の下の金儲け主義。
その内、ロボットの犬をつれて、ロボットの人間が自動販売機から化学的に合成された缶ジュースを買っている姿、見られるようになるかも‥‥。
傘の自動販売機を見て、ゾーッとする風景が、私の目の中にスロットマシーンのようにガチャガチャ、回りました。 |

私は旅の仕事で電車や飛行機の移動が多くあります。そんなとき、私の心を穏やかにしてくれるのは、車中等で食べるお弁当。
人間誰しも、美味しいものを食べているときは、心が穏やかになり、乾いた心も満たされるもの。
先だって某所へ講演に行く車中、お弁当を広げながら、箱の裏に貼りつけてある食材の内容について凝視。
消費期限や消費日時、保存方法などが書かれているものもある。
調味料、甘味料、着色料の専門用語をこまごまと列挙している商品もあった。けれど、我々が理解できるようなものはほとんど載っていません。
食材の産地、製造した場所、発売会社名を記載は当然ですが、製造した会社名が、私は知りたい。しかし私の願いを満たしてくれた商品は少なかった。
一体どんな環境の調理場で、誰が作ったものを私は口に入れているのだろうかと、考え出した。
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「食い力!」という父の声が私の頭の中で聴こえるが、猛暑の中、箸が進まなくなってしまったのです。
各地のお弁当屋さん!どうぞ上記の点はっきりと明記してください。幸薄い女(私のことですよ)の願いを、どうぞ叶えてください。
※デパートの地下のお惣菜屋さん
は産地を明記しなくてもいい、
法律的に問題ないそうです。な
ぜならば、そこのお店で作って
いる、いうなれば、おうどん屋
さんやおそば屋さんと同じで、
こまごま書かなければならない
法的しばりはないのですって!
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もともと私は、およばれの折、あまりいただかないのです。小さいころからお客様のご招待のとき、パクパク食べたり飲んだりは、芸人として慎むようにと、芸の師でもあります
亡き父、嵐 家三郎の教えもあって、もう、すっかり習慣でしょうか、あまりいただきません。
しかし‥‥、大好きな“エビチリ”は一瞬心が動きました。けど、また違う意識が私のお箸を止めました。
報道関係の友人から聞いた話では、日本の悪名高い某商社が依頼して、某開発途上国の弱みにつけこみ、自然を破壊し、人工池を作り、盛大にエビの養殖をしている、それも非衛生的劣悪な環境の下で。賃金は、日本の10分の1にも満たない労働者たち。侵略思想の日本帝国主義はいまだ健在だということでした。
※“おむすびが食べたい”といいながら餓死した人が日本にいます。21
世紀の日本で、飽食の国・といわれている日本で!
連日、テレビでは食べきれない食材を並べ、贅沢三昧の間抜けなノー
天気番組を放送している日本で、行政からもなんの手当てもされず、餓
死する人がいます。21世紀の現在、こんな切ない死に方をさせられる
人がいることに、私は、怒りがこみ上げます。
なにが“美しい国ニッポン!”やネン!
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