労働者の当然の権利であり、憲法でも認められている労働組合を作ったことが明らかに要因と思われる職場からの不当解雇。 不当解雇撤回を求め鎌田君。去る10月5日、大阪地裁で初公判が開かれました。 当日、私と一緒に傍聴した、私のオリジナルストラップを製作してくださっている、『クラフトハウス』のヤマザキさんが、法廷の様子をイラストで表してくださいました。 |
<不当解雇撤回訴訟法廷場面> |
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鎌田君のシャキッと伸ばした背筋。闘う男の後ろ姿を久しぶりに見ました。 | |||
西日本の仕事の帰り、心こまやかな、洞察力と観察力に裏うちされたクールなヤマザキさんのお誘いで、というより、私の心の疲れをいち早く感じて、私にリラックスタイムのプレゼントをくださった。 某月某日、ヤマザキさんの計画は、タイムスリップ!! 私が15〜16歳のころでした。 旅回りの役者は辞めたものの、小学校中退の私は、どこへも就職できません。 |
様々な仕事に就くものの、卒業証明書や卒業学校の名前など聴かれたりで、1回給料をもらったらトンズラ、そのくり返し。 何んにも聴かれないで雇ってくれたのはマンモスキャバレー。 「明日からでも来てネ」と、すがるく雇ってくれた支配人。 『 売り上げ 』と『 指名 』を頑張れば、収入は増える。 売り上げのため、私が知恵をしぼった料理は特製のカニサラダとカツサンド。飲み物は、これまた私が考え出したカクテル、名付けて“ヨーコフィズ”。 ブランデーをグラスのふちに少し塗りつけた中身は単なるオレンジジュース。 ボーイさんがお客さんの前に出すと、ブランデーの匂いがプンプン。 「オイ、ヨーコ、こんな強い酒飲むんか?」と心配してくれたり、「ブランデーか! こら高いワ!」の言葉は実に複雑。ホステスに高価な酒を振舞う太っ腹な客の優越感もある。“男性っておかしいなア‥‥”と、“少女ホステス1年生”は摩訶不思議に思ったもの。 |
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