手を変え品を変え、調べれば調べるほどつのる彼の死の謎。そして、次第に明るみに あぶり出される 真相。
鎌田君の父上と 葬儀場でお会いしたのが、私の記憶では初めてでした。
私の父に どこか似た、鎌田君の父上。
“もし、私が、こんな訳のわからない死を遂げていたら‥‥、そして、我が娘を亡くし、哀しみにくれる父の話を、本気で聴いてくれる人が誰もいなかったら‥‥。
そして、死の真実を究明するために、自我を忘れて走り回ってくれる人がいなかったら‥‥”と、私は、私の亡き父の悲しみと鎌田君の、父上の悲しみとが、なぜか、まるで現実のように、容易に重なるのです。
私はなんとしても、我が同志の死を究明するとともに、年老いた、鎌田君の父上への、人間としての愛情と正義を貫くため、鎌田君の謎の死を明らかにしなければならないと強く、奔走しています。
現在明らかになっている事柄について、今、公表することは出来ません。
しかし、事件の真相は、終盤を迎えている、とだけ報告しておきます。
どうぞ、真相究明のために、皆さんのパワーを、私に送ってください。
|
|