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(撮影・幻舟)
銀座も“バリアフリー”に!
 ヒールを履(は)いていると、よく引っかかる車道と歩道の段差。
 ずーっと以前から、車道と歩道の段差、なんとかならんのか!? 
 なにが福祉や、環境向上や! と、思ったこともある。というのも、転んだ知人の女性もいるし、この話はよく耳にするからだ。
 ヒールでこんなに緊張して歩くということは、車椅子やベビーバギーカー等々は、もっともっと大変と違うかな〜。
 私の事務所の周辺は、車道と歩道の段差はザラ。自転車に乗れるようになって(晩熟〈おくて〉なもんで)、公道のひどさに気づいた。車椅子なんて、絶対ひとりでは走られへんことを、体感したものです。
 やさしくないなア〜と、旅の仕事の多い私としては、実感することしきり。
(撮影・幻舟)

 ついに、銀座もほとんどの通りは角の歩道と車道の段差はなくなったようだ。
 



 しかし、まだまだひどい道路があります。
 ま、あらゆる意味で“ニッポンは、文化開発途上国”ですからネ。
(撮影・幻舟)







 もし、ご近所に、歩きづらい道路や、補修してくれない道路や歩道がありましたら、その道を管理している(おおむね都道府県の行政機関)役所に、申し出ること。
<某所での実例>
 穴のあいている歩道があって、小さい子や高齢の人たちが転んだり、そのため、軽傷を負い、役所に再三訴えたにもかかわらず、よくある話で、何もしなかった行政。
 そうこうするうち、住民がやはり転んで骨折した。たまりかねた行動する住民のある人が、損害賠償事案として提訴し、結論的にいうと、役所の怠慢を指摘され、住民が勝訴した、判例もあります。

『なにもしなければ、なにも変わらない!』
 まさに、その実証的出来事、判例ですネ。