年齢や結婚、子どもを生む、生まないには関係なく、“おばさん”になってしまっている人はいます。
“おばさんは、厚かましい”とか、いわれたりしますが、相手に対して思いやりを持たない厚かましい人は、若い人の中にもいっぱいいます。
この前、電車で見かけたのですが、イスの狭いすきまに、両横の人を押しのけるようにお尻をふって、無理やり座り込んだ女性がいました。どうみても20才を少しいった感じの若い女性でした。
よくいわれるところの、“おばさんの厚かましさ”そのものでした。実は、その人の右横に座っていたのは私です。少し可笑(おかし)くなって、というのか、恥ずかしくなって、笑いながら私は席を立ち、次の車両に移動しました。
私ね、恥ずかしさや、人を思いやる心がなくなったとき、おばさんになる、と思うのです。それも、悪いオバサンにネ。
心に余裕のない、自分のことだけで頭の中はいっぱい!という人は、“おばさん”になってしまっている。これは“オジサン”になってしまっている男の人も同じ。
周りの人のことを思いやる、そして羞恥心や、やさしさを持つ、人間としての心の余裕でしょうね。心に余裕のない人は、心が老化しているのでしょう。それは、年令、結婚、子どもを生む生まないに関係のないことですヨ。
お母さんにも、この話をしてみてください。 |
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